pageTop

BoxDrive – 概要から使い方まで

BoxDriveについて

BoxDriveは2017年6月にBox社より発表された、Box利用を加速化するデスクトップアプリケーションです。
BoxSyncと異なりPCの容量を利用せずにファイル操作が可能で、インターネットにさえ接続されていればブラウザを利用せずに自身のBoxの全ファイルにアクセスし、ファイルの編集・追加・削除が可能です。

BoxSyncでよくあった「保存したファイルがすぐに反映されない」「ログが残らない」といった事も、BoxDriveでは解消されています。

ダウンロード

以下URLから、ダウンロードが可能です。
Windows版、Mac版がありますので、利用しているOSを選択してください。
※BoxSyncとの併用ができませんので、BoxSyncを利用されている方は、アンインストールしてからダウンロードしてください。

https://www.box.com/resources/downloads/drive

Boxダウンロード画面

インストール・設定

ダウンロード後は、ダウンロードファイルを実行する事でインストールが始まります。
最後にBoxのログイン情報を入力する画面が表示されますので、そちらにBoxDriveを利用するBoxアカウントの情報を入力します。

BoxDriveログイン

ログインが完了すると、すぐさま現在自分のアカウントの全ファイルが同期されます。
BoxSyncのように、同期に時間がかかる事はありません。

フォルダ一覧

BoxDriveのメリット・デメリット

メリット

インターネットが繋がっていれば、ブラウザを開くことなく利用できる点では非常に画期的だと感じました。BoxSyncと被っている部分もありますが、弊社内で特に便利に感じている点は以下の点です。

同期速度の向上

従来のBoxSyncですと、PC側で更新したデータがBoxに反映されるまでにタイムラグがありましたが、BoxDriveの場合はほぼ即時反映されますので、非常に使い勝手が良いです。
他のユーザがファイルを更新した場合もBoxDriveだと即時反映されます。

アップロードまで自動

ブラウザ利用の場合、「ダウンロード→更新→アップロード」という手順が必要ですが、BoxDrive利用の場合、同期されているファイルを「更新」するだけで自動的にアップロードまでされるので、ブラウザ利用の場合と比べると、面倒な作業が発生しません。

PCの容量を圧迫されない

BoxSyncの場合、ファイルそのものを同期していたため、同期量に併せてPC内の容量を圧迫してしまっていましたが、BoxDriveはファイルそのものを同期していないため、PC側でデータ容量を圧迫する事がありません。

ログが残る

BoxSync経由での操作の場合、Boxの方にログが記録されないといった事がありましたが(閲覧等の場合)、BoxDriveを利用して操作する場合は、ログがきちんと保管されます。

デメリット

全てのファイルが自動で同期されてしまう

権限がある全てのフォルダが表示されてしまうところが一番不便に感じた点でした。
BoxSyncは、同期するファイルを選べますが、BoxDriveは、ブラウザ環境を全てそのまま反映してしまうため、深い階層にあるファイルを編集するのに、多くクリックしなければいけません。

インターネット接続が必須

インターネットに接続されていない場合は、ファイルの閲覧等の操作が不可能になります。
BoxDriveの場合、ファイル自体を同期している訳ではないため、このような現象になるのだと思われます。BoxSyncの場合はファイル自体が同期されているため、インターネットに接続されていない場合でも、ファイルの閲覧や編集が可能です。(次回接続時に自動アップロード)

今後、利用していく上で新たな発見等があれば追記していきたいと思っておりますが、BoxDriveの現状としては、以上になります。
デメリットも多少ありますが、それ以上にメリットの方が大きいと感じました。
BoxSyncを利用している場合、特に同期容量の問題と同期の速度のところでお客様からご相談いただくこともありましたので、この点が改良されているのはかなり大きなメリットになっています。

オフラインでの操作については、Boxの方でも対応を検討しているという噂もありますので、機能追加等のアップデートがあった場合には、お知らせさせていただきます。

試用版お申込みはこちら
お問合せはこちら
資料のご請求はこちら
boxlogo
新型コロナウィルス対策テレワーク検討中の方向け「Boxで始めるテレワーク」コンテンツ公開中
詳細はこちら