マルウェア

マルウェア (Malware) は、「悪意のある」という意味の英語「Malicious(マリシャス)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせて創られた造語です。
コンピュータウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどの不正かつ有害な動作を行う意図で作成された「悪意のこもった」ソフトウェアの総称で、日本では、「悪意のある不正ソフトウェア」または「不正プログラム」とも呼ばれます。

有害なマルウェアは普及している通信ツールを使用して拡散します。
たとえば、電子メールやインスタントメッセージで送信されるワーム、Webサイトから読み込まれるトロイの木馬、ピアツーピア接続でダウンロードされるウイルス感染ファイルなどが該当します。
また、マルウェアはシステムの既存の脆弱性を悪用して、密かに侵入を試みます。

そして、頻繁に活動しながら隠れます、またはユーザーに見つからないようにシステム上の目だたない所に残り、活動を試みます。

マルウェアは誰でも作成可能です。つまり、マルウェアが無数に存在できることを意味します。
ですが、全てのマルウェアに完全に対応したセキュリティソフトは存在しません。

未知の脅威に対する技術に関して、既知の脅威情報をベースに悪意のある動作を検出するため、未知の脅威を完全に検出できるわけではありません。

マルウェアには、コンピュータの処理を妨げ、データやシステムの改ざんによりコンピュータ内部に影響を与えるものが多くあります。しかし、マルウェアの中には、システムの設定ファイルなどを書き換え、利用者の処理をあまり妨げずに潜伏し続けるものも多くあります。
この場合、システムがインターネットに接続されていれば、更なるマルウェアの頒布やクラッカーの活動を許してしまうバックドアとして機能することもあり、情報漏えいなどの二次被害をうける可能性が高くなります。

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