Author Archives: 石濱 雄基

組織の情報セキュリティレベル向上には「従業者のセキュリティリテラシー向上」が鍵!

組織の情報セキュリティレベルを上げるためには、セキュリティ向上のためのツールやサービスの導入、ルールの厳格化などが必要と思われている方も多いのではないでしょうか。 この考えはもちろん間違えではありませんし、リスクによって …

「ISMS」とは認証のことではない

最近は様々な場所で「弊社はISMS認証を取得しています」といった言葉を耳にするのではないでしょうか。また、地方自治体などの入札では、ISMS認証の取得が条件に組み込まれている場合もあるでしょう。 そのことから、この世界に …

リスクアセスメントの手法とメリット・デメリット

ISMSの取り組みにおいて行うリスクアセスメントですが、一口にリスクアセスメントといっても実は様々な手法が存在しています。 そもそもリスクアセスメントとは?という方は、「ISMS規格をわかりやすく解読する【6.計画(前編 …

OSやソフトウェアのアップデートが望まれる理由は?

PCやモバイル端末、ソフトウェアなどを利用していると、「アップデートしてください」という通知が来ることがあるでしょう。 アップデートを行うとなると、一定時間PCやモバイル端末が利用できなくなる、無駄に通信量が増加してしま …

情報セキュリティの敵は外部の脅威や悪意のある何者かだけではない

情報セキュリティについて考える際に、まずはじめに「外部に多くの脅威が存在し、また、内部の脅威も悪意を持った何者かであり、その脅威から身を守らなくては!」という想いを持たれている方も多いのではないでしょうか。もちろん外部に …

情報セキュリティには情報のCIA以外の要素も存在している!

ISMSのIS部分にあたる「情報セキュリティ(information security)」とはそもそもどういう意味でしょう。情報セキュリティについて、ISMSの土台となる規格の用語について定義したJIS Q 27000に …

情報セキュリティのための方針群ってなに?

ISMSの土台でもある規格、JIS Q 27001の附属書Aの5章で「情報セキュリティのための方針群」という言葉が登場します。一方で、JIS Q27001規格本文の5章では「方針」という言葉が登場します。 「方針」と「方 …

リスクは低減するだけが選択肢ではない

ISMSの取り組みでは、リスクアセスメント(リスクの特定~評価)と併せて、それぞれのリスクに対してどのように対応していくか判断することも必要になります。 その上で、リスクと聞くと、何か対応して抑えなければならないと思われ …

業務の観点からリスクを洗い出してみる②

はじめに 前回は、業務の観点からリスクを洗い出すことのメリットデメリットについて整理しました。 (参考:業務の観点からリスクを洗い出してみる①) しかし、いくらメリットを感じたところで、実際の方法のイメージが湧かなければ …

業務の観点からリスクを洗い出してみる①

はじめに ISMSのメインの取り組みのひとつとして、リスクアセスメントが挙げられます。リスクアセスメントには管理策などを基に現状のルールなどと比較しながら対応を検討する方法や、洗い出した情報資産を基にリスクを検討する方法 …

そもそも情報資産ってなんだろう?

はじめに 「情報資産」。ISMSの取り組みを行っていく上で、必ず耳にすることになる言葉でしょう。また、この情報資産を洗い出すという作業は、ISMSの取り組みの中でもトップレベルに重要な取り組みのひとつと言えます。だからこ …

リモート時代の力量証明方法とは?

ISMSでは、適用範囲内のそれぞれの役割に必要な力量(求められる技量や知識)を定めて、対応する人員が力量を満たしていることが求められます。そのために多くの組織では、何らかの教育を実施しているのではないでしょうか。 その中 …