家電通販サイトへ不正アクセス – セキュリティコード含むクレカ情報流出か

家電量販店デンキチの通販サイト「デンキチWeb」が、3月に不正アクセスを受け、クレジットカード情報を含む顧客情報が外部へ流出していたことが発覚しました。

不正アクセスにより流出の可能性がある情報は、3月5日から同月22日までの間に、同サイトでクレジットカード情報を入力した顧客のカード番号、名義、有効期限、セキュリティコード、住所、メールアドレスです。

クレジットカード会社からカード情報流出が懸念されるとの連絡を受け、家電量販店デンキチは同社通販サイト「デンキチＷｅｂ」におけるクレジットカード決済を停止。

第三者調査機関であるPayment Card Forensics株式会社へ調査を依頼。

所轄警察署及び所轄官庁に被害を報告。

ウェブ上での情報通信及び管理体制が不十分だったのではないかと推測されます。

顧客クレジットカード情報と住所、メールアドレスが流出。現時点では、流出した情報による二次被害の報告はされていません。

家電量販店デンキチは、情報が流出した利用者にダイレクトメールにてお詫びとお知らせをおこないました。また、クレジットカードを差し替える場合は、カード再発行の手数料を同社が負担する処置もとっているようです。

今後は、不正防止のため、クレジットカード会社と協力して流出した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを強化していくようです。

サイト内でのクレジットカード決済再開は、システムの安全性が確認でき、クレジットカード会社に合意を得た後の見通しです。