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こんにちは。LRM株式会社取締役の藤居です。
2020年現在、LRMは業容拡大に向けて精力的に採用活動を行っています。
今回は、その採用活動でとある応募者の方から寄せられた意見(と言うか感想?)について、つらつらと述べてみたいと思います。

中途採用選考における社員面談の位置付け

LRMの中途採用においては、多くの場合、私が最初に面談を行っています。
そこで、職種の希望や入社条件の簡単なすり合わせを行い、選考参加を希望される場合、当該部署の社員による一次面接、代表による最終面接を実施する流れとなっています。

また、代表面接を実施する前に、社内の雰囲気を感じてもらう目的で、他の社員との面談をセッティングすることもあります。
社員面談は、なるべく多角的な観点から会社のことを知ってもらうために、2~3名の社員が同席することがほとんどです。

ある応募者から寄せられた意見

先日も、とある応募者の選考過程において、社員面談を実施しました。
3名の社員に同席してもらい、応募者の方の質問に答えたり、より突っ込んだ業務内容を説明するなど、和気あいあいと進めていました。
しかしその後、その応募者の方から、「従業員同士がすごく仲が良さそうに見えた。それは好ましいが、逆に、自分がそこに入っていけるか、馴染めるかが心配になった」というご意見もいただきました。

従業員同士の仲が良いことのメリット、デメリット

LRMは、率直に言って、社員同士の仲は良いほうだと思います。
もちろん、全社員が全社員と心から通じ合っている、というわけではないと思いますが、「人間関係で胃が痛くなる」「部署の同僚(上司、後輩)を顔を合わせることを考えると出社が憂鬱である」という悩みを抱えている社員は、恐らくほとんどいないと考えています。
※もし、そんな風に感じている社員の方、もしくはそんな風に感じている社員を知っているよという方がいらっしゃれば、すみません、こっそり教えてください・・・

組織で仕事をする上で、特に弊社のような少数精鋭の企業においては、仲が悪いより仲が良いほうが、仕事自体の能率にもプラスの効果をもたらすのは確かです。
※それが企業組織の在るべき姿を論じる上で是か非かはさておき。

しかし、仲が良い組織を外から見た時に、いわゆる「内輪感」を与えてしまい、入社を希望する応募者にとって、一種の心理障壁になり得るというデメリットも確かに存在します。

どんな組織にしていきたいか

ただ、LRMの社員同士の仲が良いのは事実かもしれませんが、だからと言って、馴れ合わなければ仕事に支障が生じる、ということはありませんし、それは、あってはならないと考えています。

私は、周りの人間と仲良く楽しく仕事をしたい人も、自身と組織の成果を求めてマイペースに業務に励みたい人も、どちらも気分よく仕事ができる組織が理想だと思います。
※後者については、他社員とのコミュニケーションを拒絶することを容認する、というわけではありませんので、ご注意のほど。

率直に言って、私自身は後者の人間です。
ただ、ぎくしゃくしている職場よりも、和やかな職場の方が働きやすいことも事実ですし、そんな会社を楽しんでいます。

終わりに

とりとめのないエントリとなりましたが、私は、各社員が、ビジネス上において必要なコミュニケーションを怠らないことを前提に、それ以外はマイペースに働き、そして、互いのマイペースを尊重できる職場が理想だと考えます。
自分のスタイルを押し付けず、相手のスタイルを否定せず、互いに尊敬の念を持って、また、尊敬の念を抱かれるような働きを実現することが、ビジネスパーソンに求められることだと考えます。

そして、そんなビジネスパーソンが働きやすいと思える環境を形成することが、私をはじめ経営陣の役目だと考えます。
「この価値観に染まるべき」「こんな働き方に喜びを見出すべき」ではなく、いろんな人が、(その人の価値観において)楽しく仕事ができるような会社でありたいものです。

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「従業員同士の仲が良い組織」に関する考察

カテゴリー: LRM株式会社

こんにちは。LRM株式会社取締役の藤居です。
2020年現在、LRMは業容拡大に向けて精力的に採用活動を行っています。
今回は、その採用活動でとある応募者の方から寄せられた意見(と言うか感想?)について、つらつらと述べてみたいと思います。

中途採用選考における社員面談の位置付け

LRMの中途採用においては、多くの場合、私が最初に面談を行っています。
そこで、職種の希望や入社条件の簡単なすり合わせを行い、選考参加を希望される場合、当該部署の社員による一次面接、代表による最終面接を実施する流れとなっています。

また、代表面接を実施する前に、社内の雰囲気を感じてもらう目的で、他の社員との面談をセッティングすることもあります。
社員面談は、なるべく多角的な観点から会社のことを知ってもらうために、2~3名の社員が同席することがほとんどです。

ある応募者から寄せられた意見

先日も、とある応募者の選考過程において、社員面談を実施しました。
3名の社員に同席してもらい、応募者の方の質問に答えたり、より突っ込んだ業務内容を説明するなど、和気あいあいと進めていました。
しかしその後、その応募者の方から、「従業員同士がすごく仲が良さそうに見えた。それは好ましいが、逆に、自分がそこに入っていけるか、馴染めるかが心配になった」というご意見もいただきました。

従業員同士の仲が良いことのメリット、デメリット

LRMは、率直に言って、社員同士の仲は良いほうだと思います。
もちろん、全社員が全社員と心から通じ合っている、というわけではないと思いますが、「人間関係で胃が痛くなる」「部署の同僚(上司、後輩)を顔を合わせることを考えると出社が憂鬱である」という悩みを抱えている社員は、恐らくほとんどいないと考えています。
※もし、そんな風に感じている社員の方、もしくはそんな風に感じている社員を知っているよという方がいらっしゃれば、すみません、こっそり教えてください・・・

組織で仕事をする上で、特に弊社のような少数精鋭の企業においては、仲が悪いより仲が良いほうが、仕事自体の能率にもプラスの効果をもたらすのは確かです。
※それが企業組織の在るべき姿を論じる上で是か非かはさておき。

しかし、仲が良い組織を外から見た時に、いわゆる「内輪感」を与えてしまい、入社を希望する応募者にとって、一種の心理障壁になり得るというデメリットも確かに存在します。

どんな組織にしていきたいか

ただ、LRMの社員同士の仲が良いのは事実かもしれませんが、だからと言って、馴れ合わなければ仕事に支障が生じる、ということはありませんし、それは、あってはならないと考えています。

私は、周りの人間と仲良く楽しく仕事をしたい人も、自身と組織の成果を求めてマイペースに業務に励みたい人も、どちらも気分よく仕事ができる組織が理想だと思います。
※後者については、他社員とのコミュニケーションを拒絶することを容認する、というわけではありませんので、ご注意のほど。

率直に言って、私自身は後者の人間です。
ただ、ぎくしゃくしている職場よりも、和やかな職場の方が働きやすいことも事実ですし、そんな会社を楽しんでいます。

終わりに

とりとめのないエントリとなりましたが、私は、各社員が、ビジネス上において必要なコミュニケーションを怠らないことを前提に、それ以外はマイペースに働き、そして、互いのマイペースを尊重できる職場が理想だと考えます。
自分のスタイルを押し付けず、相手のスタイルを否定せず、互いに尊敬の念を持って、また、尊敬の念を抱かれるような働きを実現することが、ビジネスパーソンに求められることだと考えます。

そして、そんなビジネスパーソンが働きやすいと思える環境を形成することが、私をはじめ経営陣の役目だと考えます。
「この価値観に染まるべき」「こんな働き方に喜びを見出すべき」ではなく、いろんな人が、(その人の価値観において)楽しく仕事ができるような会社でありたいものです。

Author: 藤居 朋之
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